土佐のレジェンド・ストーン・桂浜の五色石の謎 - 仁淀川





[ 高知県吾川郡いの町楠瀬 ]


此処は、名越屋沈下橋 - 仁淀川 2010.05.18でご紹介した、名越屋沈下橋の下の川底。

ちょっとオーバーな表現かも知れんけんど、水底が綺麗に色分けされ筋模様が出来ちょり、まるで水中の虹の様に見えんかよ。

これを見よったら、ある閃きが・・・・・ピカッ!と(大そうな、曝!)

これって、五色石じゃないかえ?と・・・・・


最近は、殆ど見られなくなった「桂浜の五色石」。

それでも、今でも桂浜に行ったら、みやげ物店でも売られゆう「五色石」。

そういやー、今は見かけんけんど桂浜のお土産に、砂糖菓子で出来た「五色石」ちゅうがもあったくらいやき。

桂浜の五色石?、知らんぜよ・・・と思う人もおるろうけんど、五色石ちゅうがは、下の写真のような色をしちゅう石の事ながやき。



それが如何いう関係があるがと思うろー、実は大有りやき。

桂浜の五色石の元は、写真の川底の石じゃないかと思うて、ちっくと調べてみたら下記のようなサイトがあったが。

そこには、仁淀川から太平洋に流れ出た石が、桂浜の浜辺に打ち上げられたものと書かれちょりました。


以下は、四国サイエンスマップトップページから引用。

五色石が鮮やかな色をしている理由は、仁淀川を横断する複数の地層に関係がある。

赤:多くは赤色に変わった玄武岩
灰:砂岩
緑:ぎょう灰岩(火山灰が固まったもの)
白:白濁したチャートや石英脈
黒:黒色頁岩

これらの岩石が川から運ばれる途中で円摩されたものが五色石です。

このように、火山活動や地震といった自然活動が高知の山並みをつくり、その山の岩石が川によって運ばれ海に達するまでには、数千万年という時間が流れています。

桂浜を彩る五色の石は、はるか昔の恐竜の時代の海底を知るタイムマシンです。


特に、桂浜で見られる五色石は映画「ジュラシックパーク」で有名なジュラ紀~白亜紀と呼ばれる、恐竜が生きていた時代の海底を構成する岩石からなっています、とも書かれちゅうがぜよ。

凄いろー。


そもそも石も種類によって、それぞれ比重が違うて、軽いものも、重いものもあるやか。

それに、川の中の水の流れも同様に、場所によって流れの緩やかな部分や早い部分があるろー。

つまり、流れの速度によって軽い石、重い石と言った具合に、比重ごとに石が堆積しちゅうと言う事なが。

それが、写真のように種類ごとの石の色で色分けされ、水底に広がる虹模様に見えるやがやか。

まー、実際に下に堆積しちゅうがは、石と言うか粉砕された砂利の様に見えるけんど・・・。

此処は、土佐のレジェンド・ストーン・「五色石」の欠片たちが寄り集まって、帯状に広がちゅう様子が見れる、こじゃんと面白い場所でもあるがよ。

ここらにある石が、長い年月かけて川を下り太平洋に流れ込むうちに、自然に細かく丸く研磨され、桂浜に打上げられるまでに、更に何千万年もかかるやも知れんと言う、スケールのでっかい話なが。


因みに桂浜の五色石が減少しちゅう理由は、この仁淀川の上流にあるダムによって、水量の調整がなされている事や、原石の流出が少なくなった事。

それに海砂の採取や、海岸線に設けられた大量のテトラポット等によって、潮流が変化し砂浜が減少した事など、人為的問題に起因しちゅう部分が多いがです。


自分で探して見たいと思う人は桂浜へ行って見いや。

五色の色の石が揃うのは、難しいかも知れんけんど、気長に探せば見つかるかも知れんき。
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2 Comments

オンチャン  

Re: 中平 さんへ

> 桂浜の五色石は長いー長いー旅をして・・・・

此処の石が海に辿り着くのでさえ、気の遠くなるような話。

それが誰にも阻害されることなく何千年もの間、毎日変わる事無く少しずつ転がり続けていた訳で、石にとってもダムは人的な環境破壊の一つじゃろーねー。

ただ、造られた時代には必要だったのかも知れんがですが・・・。

2010/05/19 (Wed) 23:10 | REPLY |   

中平  

桂浜の五色石は長いー長いー旅をして 魅せてくれて
いるのですかぁ凄いですね 川と海のコラボで芸術作品できて
ましたのに ダムの邪魔が入って残念
人間が生きていくにはダムが必要だったのでしょうかね?

 

2010/05/19 (Wed) 21:42 | REPLY |   

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