山本琢磨 - 琢磨は龍馬と半平太と親戚関係



[ 高知県高知市桜井町1丁目・武市瑞山宅・道場跡の碑 ]


NHK大河「龍馬伝」第9話「命の値段」のテーマは、山本琢磨が酒に酔って、商人・佐州屋の懐中時計を収奪し金に換える事件が土佐藩に発覚し、武市半平太から攘夷のためやきと「切腹」を迫られるが。

またドラマじゃ、武市半平太が坂本龍馬と相反するような過激な思想の持ち主のように描かれちょり、山本琢磨に対しても”己の主義”を貫くためには死を持って責めを負わそうとしちょりました。

結局、坂本龍馬が山本琢磨を逃がした後、武市半平太から「龍馬、お前が逃がしたんだろう」と言われちょり、事件の責めを取って武市半平太は土佐に戻るまでが今回のストーリーじゃったがですねー。


実はこの三人、武市半平太と山本琢磨と坂本龍馬は、親戚関係になるがです。

山本琢磨の父・山本代七の父親・山本新四郎の実弟・八平は、坂本家に婿入りし坂本八平と名乗り、生まれた子が坂本龍馬ながです。

つまり、龍馬の父・坂本八平は叔父さんになり、坂本八平さんのお兄さん・山本新四郎は山本琢磨のお爺ちゃんと言う訳なが。

また山本琢磨の母・佐尾子は、武市半平太の妻・富子の父・島村源次郎と兄弟じゃき、叔母さんながよ。

じゃき三人は間接的じゃけんど、親戚関係の間柄ながです。

昔は今以上に、同族・親戚関係の絆が強かったと思うがです。

そういう訳じゃき事件は事実じゃけんど、土佐藩庁に知れて山本琢磨が”切腹”の危機に面したのを救ったがは、親戚関係の間柄じゃった武市半平太と坂本龍馬がお金を出し合い弁償し、佐州屋に弁償と侘びを入れ、琢磨を逃亡させたがじゃなかったろーか?。

それに武市半平太が江戸を離れたがも事件の責めを受けたがじゃのうて、修行期限の一年が過ぎて再度の修行延長を願い出たけんど、丁度国許に残した祖母の体調が悪い事を知って、急ぎ土佐に帰藩したがじゃたと思うけんど・・・・・。

確かに、土佐勤皇党を結成後の武市半平太は、主義のためにはテロも必要と思ったのか、幾分非情な人間のような側面もあるがですが、まだこの当時の彼の胸中には、これだけの事で「死」を持って罪を償わせようとしたとは思えんがです。

ちょっと、武市半平太の人間性が歪められて放送されゆうがが、歯がゆいのう。

兎に角、坂本龍馬や武市半平太の助けを得て江戸を脱出した山本琢磨は放浪の末、新潟にたどり着いたところで出会った「前島密」に箱館行きを勧められ、函館に渡るがです。

その後は、NHK大河「龍馬伝」の最後に流れた「龍馬伝紀行」で紹介されたように、日本ハリストス正教会初の最初の日本人司祭となり、御茶ノ水駅傍にあるニコライ堂の建設に当たり享年78歳で亡くなっちょります。

土佐じゃ人が亡くなった場合、2通りの表現の使い分けをするがです。

命を使い切って天寿を全うしたら「満てた」、予想だにしない病気や事故で亡くなったら場合は「のうなった」と。

けんど、結局は限られた「命」と言う時間の中で、「何をしたか?」・「何を残したか?」かと言う事じゃねー。

山本琢磨の場合、坂本龍馬と武市半平太に助けたられた「命」は、行き着いた先の目的は違えど天命を全うし「満てた」がです。


[ アクセス ]

・土佐電鉄「菜園場町」電停下車、徒歩1~2分
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6 Comments

オンチャン  

Re: こうしん さんへ

コメントありがとうございます。

此方こそ、よろしく!

2010/03/01 (Mon) 19:12 | REPLY |   

こうしん  

おはようございます!!

おはようございます!!
龍馬脱藩の道の愛媛大洲の
こうしんです。
ブログ村つながりで来ました。
これからもお願いします。
応援♪ポチ♪
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2010/03/01 (Mon) 07:57 | REPLY |   

オンチャン  

Re: 秘密のさいこちゃん へ

オンチャン的にも、この数話みちょると、一寸過激なテロリストの親玉的な扱かい気に入らんがです(笑)

>元々武市半平太が好きじゃなかったので
(以蔵との関係も含めて)

確かに、岡田以蔵に人切りをさせるようになる武市半平太は、以蔵自身を見下した態度が見え見えで、オンチャンも嫌いです。

じゃき「岡田以蔵 2010年02月06日」では、「岡田以蔵と言うたら、如何いても「人斬り以蔵」と呼ばれ、冷酷なただの暗殺者のイメージが付きまとうけんど、武市半平太を信奉せんかったら、きっと別の生き方をした一人じゃないろーかと思うがです。」と書いちょります。

2010/02/28 (Sun) 23:52 | REPLY |   

オンチャン  

Re: みや さんへ

>しかし、ここで史実どおりにすると、鬼になっていく半平太に優しさが入ってしまうので、脚色したのかも?しれませんね

ただ如何も、ドラマの方向性として、武市半平太を「過激なテロリスト」に仕立て上げたいと言うように見えてしょうがないのが、ちっくと残念ですけんどねー。

土佐では「竜馬がゆく」で坂本龍馬が脚光を浴びるまでは、武市瑞山の方が顕彰されちょったそうですき。

2010/02/28 (Sun) 23:18 | REPLY |   

秘密のさいこちゃん  

すっかり信じてしまうとこでした
元々武市半平太が好きじゃなかったので
(以蔵との関係も含めて)
この大河のおかげで
私の中では半平太はかなりウザイ人になってます

2010/02/28 (Sun) 23:16 | REPLY |   

みや  

物語を分かりやすくするために、半平太と龍馬を対立関係にしているのでしょうか。お金を出し合ったとするなら、半平太がかわいそうですね。
しかし、ここで史実どおりにすると、鬼になっていく半平太に優しさが入ってしまうので、脚色したのかも?しれませんね。

龍馬のスタンスに影響を与えた、勝海舟との出会いは、まだ先のことみたいでしょうね。

2010/02/28 (Sun) 22:38 | REPLY |   

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