比江廃寺の塔跡 - 白鳳時代の五重塔の礎石と推定

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高知県南国市比江


この礎石は白鳳時代にあったと思われる五重塔の礎石じゃとされちょります。

礎石(心礎)の中央に直径には約80cmの柱穴、その中心には直径約15cmの舎利孔があって、当時は仏舎利が納められていたはずじゃとの事ながです。

現存する塔礎石はこの心礎だけしか確認されちゃーせんけんど、昭和9年に「比江廃寺塔跡」として国の史跡となっちょるがです。

これまでに昭和から平成にかけ何度か発掘調査が行われたようで、伽藍配置については昭和44年の調査で38尺(1尺≒30.3cm)四方と言うき、約11.5m四方の塔基壇を有する法隆寺式伽藍配置じゃなかったかとは推測されちゅうようで、当時の塔の高さは「日本の木造塔跡」によると心柱の約40倍とされているとあり、約32m程の塔が建っちょった事になるがです。

約32m程の塔言うたら、世界最古の木造五重塔とされちゅう法隆寺五重塔と同規模の高さながです。

まあ、あくまでも推測ですき。

最近の調査でも新たな発見もあったようで、白鳳時代なのかそれ以降の時代建築物かは、まだハッキリはせんけんど想像図にあるような伽藍があった事は確かなようながですねー。

更なる発掘調査が行われたら、いずれの日にか明らかになるがでしょう。


[ アクセス ]

・JR後免駅から領石行バス「国分小学校前」下車、徒歩約15分
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