朽木峠越え 7 - 途中で見かけた物

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また、朽木峠越えの続きで、後数回ありますけんど、暫くお付合いを・・・・・。

前回は朽木峠を降り林道までのご紹介じゃったがですが、その途中で見かけた物のご紹介ながです。

最初は、朽木峠の関所門を出て直ぐ右に数メートル登ると、馬頭観音が置かれちゅうがです。

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馬頭観音は、観音菩薩の変化身の一つであり、一般には頭上に馬頭をいただく忿怒の形相じゃそうで、怒りが強いほど人を救う力が大きく、人々の悩みや苦しみを食べ尽くすといわれちゅうがです。 .

家畜の守護神、旅の道中の安全を守る菩薩として、路傍などに石仏馬頭観音像が置かれる民間信仰化したようなが。

ここの馬頭観音は珍しゅうて、馬自体が描かれちゅうがです。

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へんど石?何じゃろう・・・・・へんろ石なら判るけんど。

数メートル下に、御覧のような石があったが。

人一人が潜り込むのがやっとと言う程度のスペースです。

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”しばおり”じゃのうて、”しおり”と読むがじゃねー。

一寸調べてみたら、高知県、長崎県、鹿児島県などでは「柴折様」と呼ばれる祠が峠や路傍に祀られており、ここに折った柴を供えて行くと、その場所を通る人はヒダル神を避けられるといわれている。

この事じゃろうと思うですが・・・・・新たな疑問、”ヒダル神”ってなんじゃ?

”ヒダルイ”と言う言葉に関係があるがじゃろうかと、これも調べてみたがです。


ほいたら、山道などを歩いている人間に空腹感をもたらす悪霊の類をいう。

これに憑かれると、歩いている最中に突然にして激しい空腹感、飢餓感、疲労を覚え、手足が痺れたり体の自由を奪われたりし、その場から一歩も進めなくなり、ひどいときにはそのまま死んでしまうこともあるという。

と書かれちょりました。

また、現代においても主に山間部で、稀にヒダル神に憑かれたという話が伝わっている。

一説によると、急激な血糖値の低下や二酸化炭素中毒がヒダル神に憑かれたときと同じ状態をもたらすといい、植物の腐敗で発生する二酸化炭素、または食事をとらずに山中を長時間歩いたことによる低血糖状態をヒダル神の正体とする説もある。

出典・ヒダル神 - Wikipedia


やっぱり、”ヒダル神”の”ヒダル”は、”ひだるい”の意味の「ひもじい」・「空腹」を表す意味の言葉でじゃったがです。

旅人が、長い山登りなどする際は、出発前に腹ごしらえをして行かんと、途中で腹が減って動けんなると言う事ですなー。

山じゃのうても、偶に”腹が減ったー”と言う人がおるけんど、その時はまさに妖怪”ヒダル神”に取り付かれちゅうがですねー。

もし身近に、しょっちゅう”腹が減った腹が減った”と言う人が居ったら、その人は重症か末期症状かもしれんき、へんしも早よう食べ物を与え助けちゃりよ。

放っちょいたら、死ぬかもしれんきねー。

因みに、”腹が減って死にそう”と言う人は、もう手の施しようがないくらい妖怪”ヒダル神”に取付かれちょります。

後は、運を天に任せるしかないき・・・・・。

冗談は、さて置いて、此処には祠らしき物は無かったけんど、無数に石が置かれちゅう中の、どれかが、ご本尊なんですろう。

説明書きにあるように、きっと、往時も多くの旅人が旅の安全を祈って行ったがでしょう。

その中には、龍馬も祈って行った一人かも知れんねー。

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道標?、それとも、旅の安全祈願かな・・・・・?

苔むしたものや、比較的新らしそうなものまで、様々路傍に点在しちょりました。

此処は、高知県高岡郡津野町三間川
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