朽木峠越え 5 - 朽木峠に立つ

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朽木峠の佐川側は、少し開けた広場のようになっちょりますき、登って来た人らーが休憩出来るように、ベンチが並んじょります。

因みに、葉山側は関所を出ると、開けた場所は無く、もう眼の前に下り道が始まっちょります。

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ここが、龍馬脱藩の道の一つとされちゅう朽木峠越の頂上で、峠には観光用に設置されちゅう「葉山藩」と模した関所の門が建つちょっります。

造られてから年月が経つちょるのと、雨風で色あせ、エエ具合に周囲に溶け込んじょります。

この関所を見ると、イヤーついに此処まで来たなーって感じになったがですき。

当時は関所は無かったがですが、龍馬じゃったのか誰か別の脱藩者じゃったか定かじゃないけんど、此処から三間川に下って行ったがですねー。

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直ぐ傍には、鉄パイプで手造りされた展望台があって、直径が20cm程の杉の木を半割りにした木が、床板として並べられちょります。

それに、階段のステップ部も普通の鉄パイプじゃき、雨などで濡れちょると滑りやすいし、高所恐怖症の人は、登らん方がエエかも・・・・・。

じゃき、展望台の上は足を乗せると多少たわみ、ギシギシと木の軋む嫌な音を立てるがじゃけんど、此処には、鉄骨とコンクリートで固めた人工物は似合わん。

周りはぎっしりと杉の木がそびえちょりますき、展望台からの眺望は、この角度の風景しか見えがです。

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周囲に建っちよった、龍馬脱藩の道の順路の案内板等。

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この手書きの看板にも、「龍馬脱藩当時の道がそのまま残っちゅう」と書かれちゅうけんど、佐川側の葉山街道の昔を留めちゅうがは、途中、林道で寸断されちゅうけんど脱藩の道登山道から朽木峠までの約2・5Km程だけ。

短い距離なれど、ほぼ自然のままに残された大事な脱藩の道をバイクで登り、道を荒らすと言う行為が今でもあるとすれば、許されまじき行為ぜよ。

それとやはり夏場はマムシとハチに注意と書かれちょりました。

ここらだけじゃのうて土佐はマムシが多いき、特にこうした山や草むらに入る時はご注意を。

あっ!そうそう佐川龍馬神社から此処に来るまでに、イノシシの物とおぼしき「糞」を何箇所かで見かけたが。

出会う事は無いと思うけんど、イノシシにも注意を・・・・・。

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この朽木峠からは、斗賀野から目標にして来た蟠蛇森への登山コースの一つにもなっちょりますき、蟠蛇森への道標も建っちょります。

山頂へ1.5Kmと書かれちゅうけんど、実際には尾根沿いに登って行くコースらしゅうて、近いようじゃけんど、此処より高低差がまだまだ230m近うあるがです。

と言う訳で、此処、朽木峠に登ってくる人らーは、龍馬ファンと蟠蛇森へ登る登山者だけ。

年間を通じて人通りが多くなるがは、葉山村龍馬を愛する会の主催しゆう脱藩の道ウォーキング等のイベント時だけじゃろうねー。

昔は葉山街道の峠道として使われ、今では聖地を目指して登ってくる巡礼のように、龍馬ファンが訪れるだけの朽木峠は、静かに時が流れて行っちょります。

もしかしたら、来年は龍馬伝の影響でもっと人の大来が多くなるかも知れんけんど。
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