「野中兼山」の遺構 - 新川の落とし

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[ 高知県高知市春野町森山 ]


2009-09-25 [高知市内] その他「野中兼山に感謝して - 春野神社」でご紹介した、春野神社の直ぐ脇です。

「新川の落とし」ちゅうがは、江戸時代の初期に造られた、高低差のある二つの水路をつなぐ役割を果たす設備ながよ。

同じような役割をしちゅう設備言うたら、ご存知の所じゃ「スエズ運河」や「パナマ運河」等がそうで、あちらは水路に設けたゲートの開閉で、水位調整をしゆう。

この「新川の落とし」の場合は、船は通れんけんど、2009-09-22 [清流紀行] 仁淀川「野中兼山の偉業の一つ - 八田堰」でもご紹介済じゃけんど、堰と同じような工法で造られちょって、高低さ約3mの石畳のスロープを付けて、緩やかに水を滑り落とすように工夫されちょうがです。

勿論、「新川の落とし」も、「野中兼山」の遺構ながでして、幅9m、長さ22mもあるがです。

「新川の落とし」が出来てからは、必然的に上流からの物資が此処に集まり、下流側の船を積み替えて、城下へと運ばれて行ったそうやき。

その結果、周辺は賑やかになり、料亭や旅館、材木屋、米屋、質屋、薬屋、酒屋、雑貨屋などが立ち並ぶまでに繁盛したそうながです。

「新川の落とし」に架かる「涼月橋」の名の由来も、傍に「涼月」と言う料亭があったきじゃと言うことなが。

今は、面影は残っちゃーせんけんど、藩政時代のこの界隈は物資流通の重要な拠点じゃったがです。


[ アクセス ]
・はりまや橋電停から徒歩すぐのバス停「南はりまや橋」から、県交バス「八田→春野・高岡方面」
高岡営業所行で、約30分「大橋北詰」下車、徒歩約15分(約900m)
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