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天狗岳不整合 - プレートの激しい地殻変動を物語る高知県天然記念物

天狗岳不整合(香美市土佐山田町入野)

[ 高知県香美市土佐山田町入野 ]


土佐山田の方から県道254号線をJR繁藤駅方面に上って行くと、休場ダムの約1Km下流の土佐山田町入野・休場集落の南の道路脇に説明板と天然記念物の碑が建っちょります。

天狗岳不整合

高知県指定天然記念物(昭和二十五年六月二日指定)

対岸の白木谷層群チャート壁の下流約30mほど、岸壁の終わるあたりの河床部近くに、領石層基底礫岩が約0.7mにわたり5~15cmの厚さで密着している。
基盤の白木谷層チャートは、約2億年程前太平洋海底に堆積してできたものであり、その上部に堆積したと見られる領石層基底礫岩は、今から1億数千万年前の中生代白亜紀前期に海底に堆積してできたもので、両層の間に数千万年の空白がある。
つまり白木谷層チャートが海底に堆積した後に再び海底に沈降し、その上に領石層が堆積したのである。
即ち不整合で、西南日本外帯の地史や領石・物部川の地質を研究する上で、必要欠くことのできない貴重な資料である。
この不整合は西は上倉ハ京に続き、東は佐岡の中後入の間で同様の不整合が見られる。

1949年平田茂留調査報告

昭和63年3月 高知県・土佐山田町教育委員会

【 参考・引用 】  説明板より


天狗岳不整合があるのは、対岸の新改川右岸になるがですが、位置の詳細説明も無いし、木々も生い茂げっちょりまして詳細な写真は撮れませんでしたが、下記3枚の写真の辺りではないかと思われます。

天狗岳不整合(香美市土佐山田町入野)

天狗岳不整合(香美市土佐山田町入野)

天狗岳不整合(香美市土佐山田町入野)

天狗岳不整合(香美市土佐山田町入野)

この地層があると言うことは、激しい地殻変動があった証拠でもあるがです。

全体の地層が逆転して北に70~80°傾斜した、平行不整合に近い傾斜不整合じゃそうです。

不整合とは

堆積作用のあいだに、陸上で浸食作用をうけたことがあると地層は連続して堆積しません。
この場合、ふつうは地層の縞模様に、平行でないものがあらわれます。
このような地層の重なりかたを不整合といいます。
地層に不整合がみられるのは、そこに土地の隆起のような地殻の変動があったことをしめしています。
土地が隆起したり、水面が下がったりして地層が水中から陸上にあらわれると堆積作用が止んで、浸食作用をうけるようになります。
そのため、地層の表面は削りとられてでこぼこができます。
このような浸食をうけた面ができたのちに、土地が沈降してふたたび水中に沈むとその上にまた新しい地層が堆積して、そのあいだが不整合になるのです。

【 参考・引用 】  
整合・不整合とは? 地層の重なりかたとは? | 科学をわかりやすく解説




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