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サカワヤスデゴケ - 県天然記念物で聖岩周辺に生えていたと言う

聖神社(佐川町)

[ 高知県高岡郡佐川町岡崎(字泉福寺)・聖神社  ]


佐川町を自転車で走りよったら、 「高知県天然記念物 サカワヤスデゴケ」と刻まれた石碑が目に入ったがです。

聖神社(佐川町)

何じゃろーと思うて、自転車を止め石段を上って行くと、鳥居の扁額にゃ「聖神社」とありました。

聖神社(佐川町)

拝殿右に見える境内社の背後の石が「磐座」ながでしょうか?

聖神社(佐川町)

背後の本殿は、風雨を防ぐために周囲を覆っちょりました。

聖神社(佐川町)

偶々、境内社があり何やら背後の岩が「磐座」らしく思うたのと、岩自体も何やら苔むしちより、「これかな?」と思うて撮ったまでです。

兎に角、境内を見渡しても 「高知県天然記念物 サカワヤスデゴケ」とされるような物も見当たらず、また説明書きのような物もありませんでした。

猫塚(佐川町)

帰って来て調べて見たがです。

サカワヤスデゴケ

岡崎、聖岩
高知県天然記念物 
指定年月日 : 昭和23年4月9日
高知県高岡郡佐川町岡崎(字泉福寺) 聖神社
サカワヤスデゴケは、佐川町聖神社境内にある、通称「聖岩」と呼ばれているチャートの露岩上で、故吉永虎馬によって発見されたヤスデゴケ科の一種である。
このコケを研究したドイツのステファニーは、1897年(明治30年)に学名をフルラニア・サカワナ、和名をサカワヤスデゴケとして学界に発表した。
もともとこのコケは、熱帯地方に産するもので、佐川はその分布の北限として天然記念物に指定されたが、環境の変化によるのか最近ここでは少なくなっている。
県内の他の場所のチャートの岩上でも、本種の生育が知られている。

【 参考・引用 】 県指定 天然記念物  -高知県教育委員会文化財課-


また、『佐川 わが町の文化財と旧跡』と言う書籍にも、下記のようにあった。


サカワヤスデゴケ

一般にヤスデゴケ族の苔類は、動物の「ヤスデ」に似ているところからつけられた名称であるが、本種は明治三十年(1897)吉永虎馬氏(佐川町出身)によって発見された。
岡崎部落の聖岩の北裏にあり、葉は左右二列、倒瓦状につき、卵形、先端は広角に浅く切れ込んでいる。
葉の下に根棒状の袋が、横又は下向に九十度以上離れて着いているのが特徴である。
現在、この稀種は岩上の松が枯れた上、岩の北側の雑木を伐採したため日陰を失い、殆ど絶滅状態である。

聖神社

祭神は、伊奘冉命外一神(イザナミノミコトの事)
由緒 元「聖権現宮」と称され、遊行上人の布教のため留まった所と推定されるので鎌倉時代以後創建と考えられる。
頂上の巨岩を由留岐橋から柏原へ渡る付近から遠望すると、西面して西方浄土を拝する遊行聖の頭部を具現し信仰心の有無にかかわらず、その神秘さに撃たれる。
(中略)
従って当社の神体は山頂の巨岩で、諸国に見られる巨岩崇拝の信仰が時宗(じしゅう)に帰一したものである。
(後略)

【 参考・引用 】  『佐川 わが町の文化財と旧跡』 佐川町 昭和56年


と言う事で、「高知県天然記念物 サカワヤスデゴケ」の生えている(もしくは、生えていた)「聖岩」は、正確には境内と言っても、拝殿・本殿の周囲ではのうて、聖神社のある山頂約120mの所にある大岩のようです。

因みに、時宗(じしゅう)とは、鎌倉時代末期に興った浄土教の一宗派で、開祖は遊行上人=一遍上人です。




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- 2 Comments

airi 25 さんへ">

airi 25 さんへ  

Re: タイトルなし

airi 25 さんへ">

コメントありがとうございます。
幾らかでも、史跡巡りの参考になっていれば、嬉しく思います。

2016/11/29 (Tue) 15:02 | airi 25 さんへさん">REPLY |   

airi 25  

初めまして、airi25と申します。歴史が好きで、趣味が史跡を見ることです。中でも、偉人のお墓を見ることが何よりも感動します。
ブログの記事は本当に詳細な部分も書かれていますので、これからも史跡巡りの参考とさせて頂きます。
ありがとうございました。
最後に、私は、まだまだ少ないですが、史跡をユーチューブにアップしています。ユーザー名は、『airi25』と、『まちこ町子』です。

2016/11/28 (Mon) 22:47 | REPLY |   

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