西山寺 - 土佐藩では他藩からの使者等を、ここで出迎えたとも

西山寺(高知市布師田)

[ 高知県高知市布師田  ]


土佐西国三十三観音霊場第6番 西山寺、御本尊は聖観音菩薩ながです。

西山寺(高知市布師田)

西山寺

真言宗善通寺派に属し、正式名称は普門院観明院西山寺といい本尊は聖観音菩薩です。
江戸時代に成立した土佐の歴史・地理書である”南路志”にもその名が見られる古いお寺です。
尚、南路志では西山寺は五台山の末寺で”本尊阿弥陀 運慶作”となっています。

明治初年の廃仏毀釈運動により廃寺となり一時私塾「琢磨学舎」として使われたこともありましたが、昭和5年に再興され同21年宗教法人となり現在に至っています。
第6番西国観音霊場としての参拝者もあります。

近くに石渕送番所や布師田御殿があった関係でしょうか、土佐山内家の藩政下では西山寺は、他藩からの使者等をここでお迎えして城下に案内などもする重要な役割を担っていました。

事実、山本周五郎の『樅の木は残った』で有名な原田甲斐の登場する”伊達騒動”で、土佐藩預かりになっていた騒動当事者の伊達兵部が延宝七年十一月四日になくなった時、江戸からの検視役が西山寺で土佐藩の出迎えを受けた記録があります(南路志第八巻)。

【 参考・引用 】 説明板より


西山寺(高知市布師田)

伊達兵部の墓 - 伊達騒動の関係者 2010-02-21



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