石灰頭司徳右衛門君記念碑 - 南国市稲生の記念碑と粗同じ碑が建つ

石灰頭司徳右衛門君記念碑(室戸市)

[ 高知県室戸市羽根・鑑雄神社境内 ]


以前、南国市稲生にある「石灰頭司徳右衛門君記念碑」を御紹介しちょりますが、室戸市羽根の岡村十兵衛さんを祀る鑑雄神社境内にも、同じ「石灰頭司徳右衛門君記念碑」が建てられちょります。

どちらも、題字は「海軍大将 永野修身」、撰文も土佐郷土史家「寺石正路」とあり、多少、撰文の記述内容は異なるものの、昭和6年11月に建てられちょります。

石灰頭司徳右衛門君記念碑 - 阿波方式の石灰焼きの製造方法を伝授 2016-02-19
岡村十兵衛墓と頌徳碑 - 鑑雄神社 2015-11-30

多分、南国市稲生は土佐石灰産業を栄えさせた地で、ここ羽根は徳右衛門さんが亡くなった地じゃからだと思われます。


徳右衛門さんは、文化年間(1804~17)にお四国巡りをしよって、途中、下田(現・南国市)で病気になり地元の人に救われた御礼にと、阿波方式の石灰焼製法を伝授したがじゃけんど、国に戻ったら如何せん、阿波(阿波富田藩)にとっては、他国へは秘匿の技術じゃったものですき、罪人となり土佐の此の地に逃れて来たがじゃそうです。

『羽根村史』によると、徳右衛門は安芸郡羽根浦(室戸市)に来て、石灰の製法を地元民に教えながら細々とした生活を送り、失意のうちに死亡したといわれている。

【 参考・引用 】  
高知市歴史散歩 285 石灰と土佐(二) 土佐史研究家 広谷喜十郎
高知市広報「あかるいまち」2008年5月号より抜粋




MapFan地図へ
関連記事

  



0 Comments

Leave a comment