西畑人形発祥之地碑 - 高知市無形民俗文化財

西畑人形発祥之地碑 (高知市春野西畑)

[ 高知県高知市春野西畑 ]


春野町西畑の宅老所「デコの里」道路脇に「西畑人形発祥之地」の碑が建っちょります。

春野町西畑へは仁淀川左岸沿いの県道14号春野赤岡線が通っちゅうけんど、この碑のある集落へはバスの運行ルートか、春野町森山のくさぎ谷から南の西畑地区に抜けるふなとトンネルを通って来ないと、気が付かんと思います。

文化財情報 民俗文化財 西畑人形芝居

西畑人形は、明治12(1879)年ごろ、当時の西畑村でつくられた人形です。土佐では人形を「デコ」といい、人形芝居を「デコ芝居」といいました。

この人形は一人使いで、「指人形の差し込み式と差し人形(棒使い人形)」という形式ですが、その特徴は、「差し金」とよばれる細い針金のような棒を人形の手につけ、それで人形の腕を操作することです。
この差し金使いの技法は独自に編み出されたもので、これによってあたかも人間のように動くその精巧さに、「空気人形」などと賛辞が寄せられたといいます。
この人形を使った人形芝居は、はじめは西畑村やその近郊の芸事好きが集まって行われていましたが、のちに県内各地で三十以上の芝居の座ができるほどの広がりを見せ、なかには関西や九州へ巡業に行くなど、専業化する座もありました。
また、演目も浄瑠璃や歌舞伎のほか、大正期からは浪曲なども取り入れ、大衆芸能として盛んに行われ、大変な人気を博しました。
戦後は後継者もなく衰退していましたが、現在では地元の保存会によって伝承されるようになっています。

近年では人形の独特の操作技法が、研究者によって「世界的な人形操作技法の本流」といわれるなど、高い評価を受けています。

【 参考・引用 】   
文化財情報 民俗文化財 西畑人形芝居 - 高知市公式ホームページ  



西畑人形発祥之地碑 (高知市春野西畑)

西畑人形芝居とは

西畑人形芝居が誕生したのは明治十二年頃。
当時西畑の大工で農業もしていた柳井十蔵と、同じく大工で農業だった矢野小三郎共に器用で、特に芸事を好み得意の浄瑠璃を披露する時、十蔵が卵の殻に目口を描き、袱紗を指に巻いて卵に指し、横にした襖の上に人形を出して謡いに合せて面白おかしく踊らせたのが大いに受け、人形芝居を本格的に始めることになった。
以後研鑚を重ね人形も大きくなり、有名な差し金棒使い人形の技法が考案された。
この技法は画期的なものであった。
この民衆の想像力の豊さを後世に伝える為に、ここに碑を建てるものである。
平成十三年四月吉日

【 参考・引用 】   碑文より


西畑デコ芝居
西畑人形芝居「岩見重太郎大蛇退治」H22年「岐神社夏祭り」公演その一 (YouTube)


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