土佐国造屋敷 - 古代の土佐を治めた統治屋敷があったとの伝承が残る

土佐国造屋敷跡近辺(高知市・JR旭駅近辺)

[ 高知県高知市・JR旭駅近辺 ]


ここは高知市内の西地区、JR旭駅南口前。

昔々、7世紀頃の土佐のこの辺りに、都佐国造(とさのくにのみやつこ)屋敷があったと言われちょる場所ながです。

国造

大化の改新以前における世襲制の地方官。
地方の豪族で、朝廷から任命されてその地方を統治した。
大化の改新以後は廃止されたが、多くは郡司となってその国の神事もつかさどった。

【 参考・引用 】  デジタル大辞泉


大化の改新は、飛鳥時代の孝徳天皇2年(646)事ですき、7世紀前半以前の事ながです。

土佐国造屋敷跡近辺(高知市・JR旭駅近辺)

都佐国造の本拠地の比定地には、土佐神社周辺とする説のほか、小立足尼の「小立」を「尾立(ひじ)」と見て鏡川流域とする説、地検帳に見える「カクソ村」を「国造」の転訛として高知市中須賀町付近とする説がある
「土佐神社(平凡社)」 1983年

【 参考・引用 】  土佐神社 - Wikipedia


そんで、詳細地図で調べたら、旭駅前町の一部と東側の中須賀町の一角に、小字名の「カクソ」と言う地名が今でも残っちょるがです。

《国造》の本来の読みは「くにのみやつこ」じゃけんど、「くにつこ」、「こくぞう」と転訛して行って、「カクソ」となったと言うがです。

兎に角、古代の土佐を治める行政機構が置かれちょったかも知れんがですき。

土佐国造屋敷跡近辺(高知市・JR旭駅近辺)

「カクソ 高知市中須賀町」

中須賀町の西外れ、旭駅前町との間に残る小字名。
この地に土佐国造屋敷があったとの伝承がある。
天正15年(1587)の杓田村地検帳に小村としてカクソ村がみえ・・・・・。
『南路志』は国造屋敷の所在をカクソに比、「字のカクソ、国造の訛り也・・・・・」と記し、カクソは国造の転訛としている。
(中略)
『皆山集』も「かくそ屋敷と云所あり、国造の旧跡なるべし・・・・・ゆきて見るにまことに地理も尾立よりつづけり、尾立ハ土佐朝臣小楯の縁語とかの考へにもあるごとく、いにしへの田宅ハ皆山狭の所ニテ、外は皆江海なれハ国造の邸かならず爰許にもあるべきさまなり」と記す。

【 参考・引用 】  『高知県の地名 日本歴史地名大系40』 平凡社刊(1983)




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