池四郎衛門 - 昔は「仁井田五本松」、現在は「いし様」として祀られる

池四郎衛門を祀る(高知市仁井田)

[ 高知県高知市仁井田 ]


此処は、高知市仁井田のJA高知三里の東約70m程の所にある、仁井田神社の大鳥居があり祭礼の時の御旅所になる場所ながです。

鳥居側から見ると、東北の隅に赤い屋根のこんまい祠が木々に隠れるように鎮座しちょり、地元じゃ通称「いし様」と呼ばれ、信仰されちょります。

池四郎衛門を祀る(高知市仁井田)

この「いし様」とは、土佐の戦国時代の武将で、池城城主・池豊前守頼和の子・池四郎衛門を祀った祠じゃそうながです。

池四郎衛門は長宗我部元親の妹婿になるがですが、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に元親の怒りに触れ、切腹されられたがじゃそうです。

村人たちは彼の死を憐れんで、此処に身に着けていた甲冑を埋めて祠を建てて祀ったと言われちょります。

池四郎衛門を祀る(高知市仁井田)

「いし様」の名の由来は判らんけんど、祠の中に丸いお餅のような石が置かれちょりますき、きっとこの「石」が御神体になるがじゃないかと思います。

現在は「いし様」と呼ばれちょりますが、昔は「仁井田五本松」として知られちょったようです。

と言うのは、昔は五本の松の木があり、その北にあった二本の大松の間に池四郎衛門の所縁の品を埋めと伝えられちょるがです。

残念ながら、五本の松は枯れたのか伐採されたのか仔細は判らんけんど、何の説明もなく寂しく祠だけ鎮座しちょります。

【 出典・引用 】  『高知市史跡めぐり』 橋詰延寿・著 (昭和44年)より抜粋


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