稲荷神社 - 長宗我部元親が勧請し祀ったと伝わる浦戸の産土神

稲荷神社

[ 高知県高知市浦戸 ]


浦戸大橋の下と言うた方が判りやすいと思うけんど、桂浜の近にある浦戸漁港の直ぐ東隣に鎮座しちょります、旧郷社の稲荷神社ながです。

稲荷神社

長宗我部元親の母が京都伏見稲荷を信仰していたことから、元親が勧請し祀ったと伝えられちゅう、浦戸地区の産土神として、信仰されちょるそです。

御祭神は、宇迦之御魂神(京都伏見稲荷の主祭神)と建速須佐之男命と大市姫命の三神とか。

建速須佐之男命とは『古事記』に出て来る名で、『日本書紀』では素戔男尊、スサノウンミコトの事なが。

また大市姫(神大市比売)は、大山祇神の子で櫛名田比売の次にスサノウノ命の妻となり、宇迦之御魂神(稲荷神)と大年神を産んだ神さんで、農耕神とも市(いち)の繁栄を支配する神ともされちょりますき、長宗我部元親が浦戸に城下を開き、この地の繁栄を願ったがでしょうか。

稲荷神社

蛙股は「獅子」のようです。

稲荷神社

この灯籠は 天保十己亥年八月吉日(1839)とあり、坂本龍馬が満3歳の時に寄進されちょります。

また写真は掲載しちょりませんが、境内にゃ安政元年(嘉永7年11月5日 1854)に発生した「寅の大変」とも言われる安政の大地震の際の津波の碑もあります。

【 参考・引用 】  『日本歴史地名大系40 高知県の地名』 平凡社(1983)




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