浦戸湾十景 - 五台山下田堤にある八州池の「浮御堂」

八州池の「浮御堂」

[ 高知県高知市五台山 ]


場所は、五台山の八州大膳神社の鎮座しちゅう場所の南の八州池の「浮御堂」で、多分この風景が昭和7年に高知新聞社が読者投票により選出した「浦戸湾十景」じゃと思います。

「浦戸湾十景」の碑

下田堤の上にゃ「浦戸湾十景」の碑が建っちょります。

「浦戸湾新十景」の碑

また鳥居傍にゃ、「記念碑 浦戸湾新十景」と言う碑も建てられちょります。

この「浮御堂」は、八州大膳神社 - 八州大膳狸は伊予松山の総帥狸・隠神刑部の客分で記述したように、「戦争中に花柳界の人達が喜捨して立派な堂と鳥居ができ、また裏の池の中には浮御堂もあってここで宴会をすると御利益があるというので一時は料理屋のようになっていた。」と言う場所ながです。

【 参考・引用 】  『土佐奇談実話集』 小島徳治・著


明治の終わりから昭和の初めに、伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る執筆で活躍した土佐の文人・田中貢太郎が、昭和9年に「佐々木味津三を偲ぶ会」を機縁にして発足した田中貢太郎を囲むグループ(同人雑誌「博浪沙」をも発行)「博浪沙」の仲間たちが「文筆の健在」を祈って酒杯をあげた場所でもあるそうながです。

【 参考・引用 】  『高知市史跡めぐり』 橋詰延寿・著


仲間にゃ、尾崎士郎・井伏鱒二・馬場孤蝶・浜本浩・寺田瑛・丹羽文雄ら、20人程が参加しちょったそうです。

因みに、田中貢太郎が終生師事した人物は、同郷の先輩・大町桂月じゃった・・・・・。

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