土佐神社離宮 - 明治13年以前の土佐神社志那祢様の御神幸の御旅所

土佐神社離宮

[ 高知県高知市吸江 ]


青柳橋を五台山方面に渡って、すんぐに北に150m程行くと右手の山側に土佐神社離宮と言うお宮さんがあるがですが、此処が、明治13年以前まで土佐神社の御神幸の御旅所じゃった場所ながです。

以前、御紹介した一本松の御旅所は、明治13年以降現在までの御神幸の御旅所ながでした。

土佐神社・一本松の御旅所 - 明治13年以降の御神幸の御旅所 2013-10-16

上古の時代は、須崎の鳴無神社まで海路での御神幸じゃったようじゃけんど、詳しい時代は判らんけんど土佐神社離宮までになったがは江戸時代になってからのようで、一宮辺りから此処までやはり船渡御じゃったようながです。

土佐神社離宮

【 縁起 】

昔、土佐神社は御船旅といって高岡郡浦の内の鳴無神社までご遷幸していたが、ある年の事、帰りが遅くなり、甲殿(現・高知市春野町甲殿)まで帰ると日がくれ、船より陸に上がり赤木の麓にさしかかると狼の群れに会い、驚いて松明を焚き、ようやく夜更けにに帰ることができた。

これに懲りて、翌年よりこの北吸江の磯をお旅所と決め、ご神幸することになった。

この地に、小祠をつくり毎年のお旅所とし、土佐神社離宮となったと云われている。


毎年8月24日、25日に行われる土佐神社の志那祢様の大祭で、25日の午後からの御神幸の時、日中にもかかわらず松明を燈して進むのは、この時の古事に基づくそうで、今じゃ参詣人の家内安全、悪魔払のためとも言われちょります。

土佐神社離宮

正確にゃ「土佐神社離宮」じゃけんど、本社「土佐神社」が一宮に鎮座しちょる事に対して、此処は「小一宮様(こいっくさま)」とも呼ばれちょります。


MapFan地図へ
関連記事

  



0 Comments

Leave a comment