井上好春 - 坂本直澄の妻・久さんの父で龍馬のひじいちゃん

井上好春墓

[ 高知県高知市西久万 ]


坂本龍馬の祖母・久ばあちゃんのお父さんが、井上好春さんながです。

ですき龍馬からしたら、お婆ちゃん方のひいじいちゃん(曾祖父)になるがです。

井上好春御夫妻にゃ三人の娘がおった。

長女・久は坂本家へ、次女・千代は高松家、そして三女(不明)は鎌田家に嫁ぎ、不思議な事に龍馬たち兄弟の代から、それぞれの家系の子孫たちが再び結び付くがです。

井上好春の子孫

井上好春は宝暦6年(1756)土佐郡久万村(現・高知市)の軽格の士の事として生まれ、通称・新蔵(真蔵)、名を義平という近世中後期の歌人で、好春は号。

谷真潮、宮地春樹に学び、和歌に堪能で、当時の歌に詳しく土佐の「歌合判者の開基」と称され、古風で誠実な人じゃったそうです。

寛政元年(1789)肴方証拠役となり、後、跡役引渡しの時、御献上の「かつお節」の数が不足し、親戚預かりとなったけんど、和歌によって冤罪(えんざい)をそそぎ、それが美談になったと「皆山集」にあるそうながです。

還暦の祝いの時、「我は死せり」として、久万山先塋の傍らに墓を建てたと言う。

井上好春墓

墓石の裏にゃ、「地獄否、極楽も否、桜咲く本の御国へ二世も三世も」と墓碑銘歌が刻まれちょります。

坂本龍馬が生まれる前年の、天保6年(1835)に80歳でみてちょります。

井上好春墓

此処にも大事な土佐の「歴史の証」があるけんど、保存される事もなく、墓所は荒れ放題になっちょります。

井上好春墓

持参の鎌と鋸で出来る範囲での清掃をし、手を合わせて来た次第ながです。

【 参考・引用 】 ■ 『高知県人名事典』 高知新聞社




[ 注意! ]
■ 墓探しで山に入る場合 は、季節によっては、マムシ(ハミ)・ヤマダニ・ヤマヒル・イノシシ・ハチ等に気を付けて下さい。
■ 特に3~12月頃の暖かい時期に山や藪に入る場合、マムシ(ハミ)には御注意の事!
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