澤田正二郎 - 先祖は土佐人、新国劇の俳優で坂本龍馬も演じる

澤田正二郎先祖の墓

[ 高知県高知市秦泉寺 ]


澤田正二郞は明治25年(1892)5月27日に滋賀県大津市の三井寺の近くに生まれ、芸術座を経て大正6年(1917)新国劇を創立し、「月形半平太」・「国定忠治」などの剣劇もので大衆劇に新境地を開き、昭和3年(1928)には「坂本龍馬」も演じ「沢正」の名で親しまれた新国劇の俳優ながです。

本人は高知県出身じゃないがですが、彼のルーツは土佐です。

澤田正二郞の父は秦泉寺出身の土佐の人で、西南戦争では谷干城と熊本城に立て篭もって戦った人じゃそうです。

谷千城旧邸跡 - 硬骨の土佐人 2011-09-10

また正二郞と言う名は、父が崇拝する「後藤象二郎」から名付けられたそうながです。

澤田正二郎先祖の墓

昭和2年(1927)『新国劇十周年記念』の公演が行われた時、澤田正二郞は先祖の故郷・高知に凱旋公演をしちょります。

その時に、先祖の眠る秦泉寺の墓所に足を運び、写真の玉垣を設営したそうながです。

昭和3年(1928)の「坂本龍馬」は真山青果に脚本を依頼して作り上げた作品で、彼の先祖が土佐人と言う誇りを全身全霊込めて演じ、話題を呼んだ作品じゃったそうです。

芝居を見た吉井勇は、『演藝画報』の中で「私はすっかり興奮の後の疲労を感じてゐた」と絶賛したそうです。

吉井幸蔵・勇 - 父・ 吉井幸蔵は坂本龍馬とお龍の霧島旅行に同行 2013-06-21

昭和4年1月、新橋演舞場に出演中に急性中耳炎を病んで手術し、座員、六代目尾上菊五郎、初代中村吉右衛門、大谷竹二郎、菊池寛らが病床に駆けつけたそうですが、病状は悪化し3月4日に没したそうです。

享年36歳。

死因は「急性化膿性脳膜炎」だったそうです。

現在じゃ医療技術も進歩して完全に治癒することが多いらしいけんど、中耳炎と言えど、まれに慢性中耳炎に移行したり頭蓋内合併症を起こしたりすることもあると言う、処置を怠ると怖い病気ながですねー。

【参考・引用】
・ 澤田正二郎 - Wikipedia
・ 自由民権記念館たより『自由のともしび』Vol.67 2009
・ 沢正の『坂本龍馬』-高知市広報「あかるいまち」2004年10月号『高知市歴史散歩』広谷喜十郎




[ 注意! ]
■ 墓探しで山に入る場合 は、季節によっては、マムシ(ハミ)・ヤマダニ・ヤマヒル・イノシシ・ハチ等に気を付けて下さい。
■ 特に3~12月頃の暖かい時期に山や藪に入る場合、マムシ(ハミ)には御注意の事!
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