七ツ渕神社 - 坂本乙女と武市瑞山妻・富も参拝に訪れちゅう

七ツ渕神社入口

[ 高知県高知市七ツ渕 ]


やっと、七ツ渕神社に辿り着きました。

と言っても、「やっと?何ぜ?」と思われる方は、長々と続けて書いて来た『北山・七ツ渕街道を行く』を最初から読んでや。

北山・七ツ渕街道を行く 1 - 椎野道を上り望六峠へ 2011.12.18
北山・七ツ渕街道を行く 2 - 嘉助道を上り望六峠へ 2011.12.19
北山・七ツ渕街道を行く 3 - 望六峠・峠の茶屋 2011.12.20
北山・七ツ渕街道を行く 4 - 望六峠から七ツ渕神社・第一鳥居まで 2011.12.21
北山・七ツ渕街道を行く 5 - 七ツ渕神社・第一鳥居から第二鳥居まで 2012.01.20
北山・七ツ渕街道を行く 6 - 七ツ渕神社・第二鳥居から神社入口まで 2012.02.02

ここまで、もったいぶって長い時間をかけて引っ張って来たがには訳があるがよ。

『はちきん修行記 訪ねて候』 渡辺瑠海・著 には、坂本龍馬の姉・乙女ねーやんや、富さん(武市瑞山妻)が、この七ツ渕神社へ参拝した時の足跡を辿ったルートじゃった書かれちょりました。

それに、当時の高知城下の人々の信仰の地でもあったき、商人は勿論、麓の土方久元(楠左衛門)や龍馬らーも、いっぺんは訪れたとしてもおかしゅうない場所ながです。

北山・七ツ渕街道を行く 1 - 椎野道を上り望六峠へ 2011.12.18に、ちっくと龍馬の事も書いちょりますが・・・・・。

オンチャンでもフーフーと息を切らせて辿り着いた山道を、乙女ねーやんが土佐勤王党の獄で夫・武市瑞山を失い悲しみの中にあった富さんを連れ出して参拝に訪れた場所が、ここ七ツ淵神社じゃったそうです。

今じゃ参道を歩く人影はハイカー位じゃけんど、当時はもっともっと大勢の参拝者が往来しよって茶店などもあったがやき、山道じゃ言うても寂しゅうはなかったろーねー。

普段から親友やった仲のええー二人が、道中、泣きもしたろーしキャーキャーと笑ったりもしながら、富さんの悲しみを解放つように「此処まで来たがや」と思うと、二人が如何様な会話をしたろーとか想像するだけでも楽しい。

それに当時と多少の様変わりはあるろーけんど、道中、眼には同じような景色が映り、同じような樹木や山の匂いを嗅ぎながら、気分は同行三人旅じゃったがでした。

七ツ渕神社入口鏡川の源流の一部

七ツ渕神社参道

七ツ渕神社鳥居・寄進者は帯屋町の豊島亀太郎さん

鳥居の寄進者は帯屋町・豊島亀太郎と刻まれちょります。

帯屋町ちゅうがは、高知市内の商店街の一つながです。

帯屋町パラソーレ - 巨大な傘のオブジェ 2010.03.17
帯屋町商店街 2009.03.04
商店街 2008.03.12

七ツ渕神社

鳥居を潜り、赤い橋を渡ると七ツ渕神社の拝殿と本殿ながです。

その赤い橋の下を、鏡川の源流の一つの川が本殿に向かって、左から右に流れちょります。

鏡川の源流の一つ鏡川の源流の一つ

七ツ渕神社

七ツ渕神社七ツ渕神社

拝殿で、乙女ねーやんと富さんも手を合わせ、何か御願い事をしたろー・・・・・。

鏡川の源流の一つ

鏡川の源流の一つの流れは、本殿・拝殿を迂回して、七ツ渕として言われる由縁の七つある最初の滝壺・菅生瀑へと流れ落ちて行くです。

七ツ渕神社は、「龍神さん」が御祀りされちょり、五穀豊穣・大漁祈願・商売繁盛の神さんで、「龍神さん」の好物が生卵と御酒ながよ。

じゃき此処に参拝に来ると、此処から御酒を流し込んだり、下の滝壺に生卵を投げ入れたりしちゅうがです。

因みに、「龍神さん」は金属類が大嫌いやき、万が一投げ込んだら「龍神さんの祟り」があると・・・・・。

滝壺

滝壺にゃ、卵が無数に投げ込まれちょりました。

乙女ねーやんと富さんの二人も「キャー、怖いねー」とか何とか言いながら、玉垣から身を乗り出して御酒を流したり、生卵を滝壺に投げ入れたりしたかも知れん・・・・・。



因みに、「七ツ渕神社(七渕神社)」の創建は不詳で、御祭神は市杵島比売命と闇龗神(くらおかみのかみ)。

旧村社で、古くは弁財天と言いよったけんど、明治元年(1868)鎮座地に七ツ渕があることから現在の神社名になっちょります。

昔は、現・七ツ渕神社と七ツ渕とは別で、七福神の唯一女神さん「弁財天」として祀られちょったがですが、七ツ渕にゃ下女伝説ちゅうのがあるき、それとの関係で此処に創建されたがじゃろーかと思うちょりますが・・・・。

じゃき、本当は男女カップルでの御参りは、止めた方がエエねー。

さっきも書いたけんど、「弁財天(弁天さん)」は女の神さんじゃき、もの凄~く嫉妬深いと。

疑う人はカップルで参拝に行ってみいや。

その代り、不仲になったり別れても知らんぜよ・・・・(*^。^*)

闇龗神(くらおかみのかみ)とは

日本神話では、神産みにおいて伊邪那岐神が迦具土神を斬り殺した際に生まれたとしている。
『古事記』及び『日本書紀』の一書では、剣の柄に溜つた血から闇御津羽神(くらみつはのかみ)とともに闇龗神(くらおかみのかみ)が生まれ、『日本書紀』の一書では迦具土神を斬って生じた三柱の神のうちの一柱が高龗神(たかおかみのかみ)であるとしている。

闇龗神と高龗神は同一の神、または、対の神とされ、その総称が龗神であるとされる。

龗は龍の古語であり、龍は水や雨を司る神として信仰されていた。

「闇」は谷間を、「高」は山の上を指す言葉である。

淤加美神 - Wikipedia


要するに、龍神さんながです。

七ツ渕


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4 Comments

I さんへ">

I さんへ  

Re: タイトルなし

I さんへ">

> 来年は是非お越しくださいね。

ありがとうございます。
来年は、必ず母(遺影)を連れて、参拝に行きたいと思っております。

2012/10/10 (Wed) 19:07 | I さんへさん">REPLY |   
I さんへ">

I さんへ  

Re: タイトルなし

I さんへ">

> ・・・七ッ淵神社に・・・是非11月の大祭においでくださいね。・・・

行きたいですねー。

母の実家は漁師でしたので、戦前の事ですが子供の頃、近所の人たちと七ッ淵詣りに出かけたそうです。
そしたら、その後大漁が続いたと話していましたし、元気になったら「もういっぺん行きたいね~」とも話していました。

来年、母の喪が明けたら、母の写真を携えて七ッ淵神社に登ろうと思っております。

コメントありがとうございます。

2012/09/29 (Sat) 14:31 | I さんへさん">REPLY |   
オンチャン(とさっぽ)">

オンチャン(とさっぽ)  

Re: なつき さんへ

オンチャン(とさっぽ)">

ありがとう!

2012/02/15 (Wed) 20:29 | オンチャン(とさっぽ)さん">REPLY |   

なつき  

拝見しました

時々ですが、楽しく拝見させていただいています。
勉強になりますねぇ♪

もっと、富さんや武市瑞山のことが知りたいです(^^)
これからも、頑張って書いてください☆

2012/02/14 (Tue) 07:07 | REPLY |   

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