岡上菊栄墓 - 乙女姉~やんの娘で龍馬の姪



[ 高知県高知市井口町 ]


丹中山・坂本家墓所入口数m西の、南側の道端に、岡上菊栄の墓と書かれた黄色い標柱がある。

ただ残念な事に、此処を訪れる観光客の多くは坂本家墓所に急ぐ余り、直ぐ脇にあるこの標柱に気付かないのか、岡上菊栄の墓に向かう者は殆どいない。

この標柱の奥(南)約20m程先の所に、岡上新甫(樹庵)・赦太郎・菊栄が眠っちょると言うのに・・・・・。



まさか、そりゃー誰ぜよ?と言う者は居らんと思うけんど、岡上新甫(樹庵)は坂本乙女姉ーやんの旦那じゃき、赦太郎・菊栄は、二人の子供になるがぜよ。

岡上菊栄の人生は、社会福祉に一生を捧げ、昭和22年12月14日享年81歳で、満て(みて)ちょります。

因みに、土佐では寿命を全うした場合に「満てる」と言い、不慮の事故や病気などの場合は「亡くなる」と、表現を使い分けちょります。

岡上菊栄 - 高知慈善協会
岡上菊栄(社会事業):


墓碑にゃ名前も無く、ただ「おばあちゃんは 孤児橋本愛子をいだいて ここに眠る」とだけ刻まれちょります。

龍馬の姪・菊栄もまた、龍馬の志を社会福祉の形で、今日に繋げて行ったがじゃと思うちょります。

孤児・橋本愛子は、保護された場所が鏡川の橋の下であったことから姓を「橋本」、神に愛されて育つようにと祈りを込めて「愛子」と名付けられている・・・・・。

【 参考・引用 】  『龍馬の姪 岡上菊栄の生涯』 武井 優・著 



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